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○○○○○○○○○○○+ goldwood  

「調和の森」行き「バランスの丘」経由

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一昨年も昨年も、小さくなってきた端材を、とにかく丸めて磨いていた。
手元に来た材を、もう一度輝かせてあげたいという思いがありました。
展覧会で誰かに見せる事も考えず
値段をつけて売ることも考えない時間。
そして、ただ在庫整理のような、承認欲求もない終活のような時間。
その夢中になって磨いていた行為は救いの時間でした。

磨いた玉が増えて、丸められる材の在庫が少なくなってきた辺りから
今度は繋ぎ始めました。
この作業、実は難しいから、これまた夢中になれたのです。

写真は、色の配置、繋げる角度などバランスに手間暇を十分にかけられて、再生された一点。
寺田の作品というより、木として立っているプライスレスな存在です。
技術とかセンスとか、
評価とかは関係ない自然の木が生まれ変わっただけのもの。
良し悪し、好き嫌いの意見はあるかと思いますが、
自分では、この材たちにとっては完璧な佇まいだと思っています。

分断されたものを拾い上げ磨き上げる。
そして、バランスよく繋げ、新たな1つを生む。
そして、そこからまた繋がろうとクルッと生えてくる。

食べて行くために、お金のためにという考え方を
思い切って捨てて、こういう作業に夢中になれたことは幸せでした。

今の製作の仕方の基礎を作った大切な時間と作品です。

そして、この作品が旅立つ予定でいます。
エゴを満たす事を目的にしない作品が、エゴを満たす為でなく譲って欲しいといって下さる方の所に貰われていく。
これは、喜びです。
木が生かされ
僕も生かされる。
貰ってくれる人に、同じ喜びがあることを信じています。

感謝。











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    [ 2020/05/12 20:38 ] オブジェ  Object | TB(0) | CM(0)
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